号外: Aero、10月22日 09:00 JST に正式ローンチ

観測日時: 2026年9月26日 02:45 JST

サマリー

  • Aerodrome と Velodrome を統合する新プロトコル Aero の正式ローンチが、2026年10月22日 09:00 JST(10月21日 20:00 EDT)に決まった。当初の 9 月予定から約 1 か月遅れた。
  • ローンチ時のチェーンは 7 つで確定した。Base・Ethereum Mainnet・OP Mainnet・Arc・Ink に、新たに Robinhood Chain と Arbitrum が加わる。
  • 公式 FAQ によると、AERO・veAERO・VELO・veVELO はすべて新しい AERO / sAERO への移行が必要になる。LP・トークン保有者・veNFT 保有者向けの具体的な手順はローンチ前に公開予定で、現時点では出ていない。
  • この号外は、aero.xyz の公式記事と @aeroxyz(旧 @AerodromeFi)の告知をもとに臨時で作成した。

AERO / Base

Aero、10月22日 09:00 JST に 7 チェーンで正式ローンチ

Aero は 9月25日(米国時間)、公式記事「Aero Launch Update: All Systems Go」で、正式ローンチを 2026年10月21日 20:00 EDT(10月22日 00:00 UTC、日本時間 10月22日 09:00)と発表した。記事の日付は 9月25日で、告知は 9月26日 01:45 JST に投稿された。

ローンチ時のチェーンは最終決定で、Base・Ethereum Mainnet・OP Mainnet・Arc・Ink の 5 つに、Robinhood Chain と Arbitrum の 2 つが加わった。7 チェーンすべてにフル機能で展開され、AERO 報酬は 7 チェーンの全体へ流れる。配分先は sAERO 保有者が Predictive Allocation で決める。

主な機能は 4 つある。Metaswaps は、オフチェーンの相手方ではなくオンチェーンの流動性を使って、チェーンをまたぐスワップを行う。Slipstream の集中流動性プールには、市場に応じて変わる手数料(Dynamic Fees)と、対応 L2 での MEV Capture が付く。誰でも許可なく市場を作れ、対象プールにはインセンティブを預けて LP 報酬を上乗せできる。AER Engine は AERO 報酬をドル建てで計算し、プールごとの報酬率に見込み収益に応じた上限を設けてインフレを抑える。

Aero によると、Aerodrome と Velodrome が現在展開しているチェーンは EVM の現物取引高の約 17% を占め、今回のローンチで対象はその約 3 倍になる。

経緯として、Aero は 10 か月前に両プロトコルの統合を発表した。7月16日の記事では 9 月のローンチを予定し、監査後に最終日程を示すとしていた。今回の記事では、公開監査コンテストが完了し、最終修正のマージ中で、アプリは近く最終 QA に入るとしている。9月16日には先行版の Aero Lite が Arc で稼働しており、正式ローンチ時にフル機能へ更新される。

今後、ローンチ週のタイムライン、LP・流動トークン保有者・veNFT 保有者向けのガイダンス、経済設計の追加情報、開発者向け資料が順次公開される予定。

公式記事: https://aero.xyz/articles/aero-launch-update-all-systems-go/

Sources: @aeroxyz, @aeroxyz

保有者に関わる移行の要点(公式 FAQ より)

公式 FAQ(2026年5月8日公開)によると、既存の AERO・veAERO・VELO・veVELO は、すべて新しい AERO と sAERO(旧 veAERO に相当するステーク型)へアップグレードする必要がある。ローンチ時の AERO の初期供給は、100% が既存の Aerodrome / Velodrome コミュニティに割り当てられる。

veAERO / veVELO は、新しいトークン ID・NFT ID で発行し直される。移行の前に、Relay などのコントラクトに預けている veNFT は引き出し、未請求の報酬も請求しておく必要がある。

取引所に預けている AERO / VELO については、チームが取引所と移行対応を調整中で、詳細はローンチが近づいてから案内される。

ローンチ後、旧 Aerodrome / Velodrome のフロントエンドは後日廃止される。コントラクトはオンチェーンに残るが、ゲージとファクトリーは退役する。旧プールで AERO 報酬を受けている LP は、公式の移行手順を確認してから動くのが安全である。

用語も変わる。「ロック」は「ステーク」、「投票」は「アロケーション(配分)」と呼ぶが、仕組みは同じで、ステーク期間の途中で解除できない点も変わらない。週 1 回の投票は、報酬をリアルタイムに配る Predictive Allocation に置き換わる。配分の変更には当初、sAERO ポジションごとに 48 時間の待機が必要になる。sAERO にリベースは無い。

公式 FAQ: https://aero.xyz/articles/aero-predictive-allocation-faq/

移行をかたる詐欺に警戒

具体的な移行手順は、まだ公開されていない。大型の移行やトークン切り替えの前後には、「移行」「クレーム」「エアドロップ」をうたう偽サイトや DM が出回りやすい。手順が公開されたら、aero.xyz と @aeroxyz の案内だけを使い、それ以外のリンクからウォレットを接続したり署名したりしないこと。